円形脱毛症を患っている人は、どんなに親しい友人の前でも、なるべくなら患部を見られたくないと思うのがふつうです。気のおけない友人だとしても、それとこれとは別なのです。
円形脱毛症患者といっても、もちろん内面はごく普通の人間です。親しい友人が家に遊びに来れば、「泊まっていけば」と言いたくなるものです。しかし、正直な話、一人の方が落ち着いて眠れるのも本当です。
こういうわけで、友人が自然と少なくなってきます。これは異性の友人でも同じことで、円形脱毛症が原因で異性との親交の機会もどんどん少なくなってきます。
ただ、これは単なる思い込みなのかもしれません。エレファントマンという映画で、醜い顔を恥じて人目を避けていた主人公のエレファントマンを昔は何とも思わず観ていたものでしたが、円形脱毛症になってからその気持ちが理解できるようになりました。
円形脱毛症の不気味な外観にこだわり過ぎて、もしかして否定的になって自ら友人を失っていっているのかもしれません。


