円形脱毛症とまちがえやすい症状に、「トリコチロマニア」というのがあります。
脱毛症とはまったく違い、トリコチロマニアとは癖の種類を言います。よく指を吸ったり、爪を噛んだり、まつ毛を抜いたりする人がいますが、これは抜毛癖、抜毛症と呼ばれています。つまり、意識しないで自分で自分の毛を引き抜いてしまうのです。このトリコチロマニアと同時によく見られるのが、周期的に筋肉の収縮などを繰り返すチックという症状です。そういえば授業を聞きながらまつ毛を抜いている男の子が私のクラスにもいました。
精神的なストレスは円形脱毛症の原因のひとつですが、トリコチロマニアも原因はストレスではないかと言われています。発症する年代は小学生の児童に多いようですが、円形脱毛症と同じで、年齢や性別を問わずに発症する可能性は充分にあります。
自分で引き抜くため、抜けた毛の先端は折れたり切れたりしていて、円形脱毛症の抜毛とはまるきり違います。


