私たちの毛髪は、頭皮にある「毛母細胞」の中で作られています。1本の髪の毛にはサイクルがあり、「成長期」から「退行期」を経、「休止期」の後抜け落ちていきます。
「成長期」は2年から5年間、つづきます。「成長期」とは毛母細胞が髪の毛を作る期間のことです。この毛母細胞は2年から5年の後衰えはじめ、活動が低下します。そうすると毛髪の成分が作られなくなり、毛髪は「退行期」に突入します。
「退行期」はみじかく、ほんの2週間しかつづきません。毛髪は「退行期」の後、すぐに「休止期」に入り、この状態になると毛母細胞は活動をまったく停止します。「休止期」の後、3ヶ月ほどで毛髪はひとりで抜け落ち、これで1本の毛髪のサイクルは終了します。
毛髪が抜け落ちた後、毛母細胞はかなりの期間活動を停止しますが、やがてまた毛髪を作る活動を再開します。一般に、毛髪のうち10パーセント程度は「休止期」にあると言われています。
私たちの毛髪は、以上のサイクルを絶え間なくくりかえしています。毛髪の一本一本は違うサイクルで生えたり抜け落ちたりしているため、たとえば円形脱毛症でハゲができてしまっても、しばらくたつと生えてくることがよくあるわけです。


