牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)の原因は、他の脱毛症とちがい物理的なものです。つまり、一部の髪の毛を長い間、強く引っ張ることで頭皮に負担をかけ、その部分の毛髪が抜け落ちてしまう現象です。
牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)が女性に発症しやすいのは、髪の毛を結ったり束ねたりするのがほとんど女性に限られるからです。ポニーテールなど、毛髪を強く引っ張って結ぶようなヘアスタイルを毎日つづけていると、頭皮に無理な力がかかり、ひいては牽引性脱毛症にかかってしまうことになります。
頭皮がいつも不自然に引っ張られていることから、頭皮の血液の循環が悪化し、その結果大切な毛根に充分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。これが、牽引性脱毛症の脱毛原因です。
この牽引性脱毛症は、甘くみていると次第に毛根が消滅していき、最終的には新しい毛が生えてこなくなる場合があります。
牽引性脱毛症は、原因がいまひとつ確定されていない円形脱毛症などとはちがい、その原因がはっきりしているため、予防も簡単です。同じ箇所の頭皮を常に引っ張らないように、ヘアスタイルをこまめに変えることで、発症を防ぐことができます。
また万が一牽引性脱毛症になってしまった場合には、頭皮マッサージなどで地肌の血行を改善し、髪の毛を強く引っ張らないようなヘアスタイルを選ぶことによってかなり改善することができます。







