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円形脱毛症とフロジン1



私が円形脱毛症を初めて診察してもらった病院は、皮膚科ではなくて整形外科でした。どうしてこうなったのかというと、ちょうどそのとき骨折をしており、その治療に整形外科に通っていたからでした。10円ハゲでいっぱいの私の頭を見て気の毒に思ったのか、先生に「これを塗るように」とフロジン液を渡されました。


フロジン液は緑色の液体ですが、私はこれをハゲの部分に半信半疑で塗布してみました。最初はおそるおそるだったのですが、私の円形脱毛症は多発性で、ハゲの部分が多いため、ついにはフロジン液をヘアトニックのように頭にふんだんに振りかけてみました。

すこし時間が経つと、心臓がどきどきしてきました。頭自体はすーすーしているのですが、顔もほてってきました。フロジン液を大量に降りかけすぎたのかもしれない、とちょっとあせりました。


が、これだけの変化が現れているということは、ハゲに確実に効いているのではないか、この薬は確かに効果があるのだ、ということに思い至り、ひそかにほくそえんだ次第です。

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