インターネットで検索してみると、その御茶ノ水にある大学病院はいかにも円形脱毛症に効果のある治療を行っているような印象を与えますが、私の個人的な経験ではほとんど効果もなく、その後、自然と足が遠のいてしまいました。
特に独自の検査法や治療法があるというわけでもなく、ごくふつうの問診と検査があるだけで、わざわざ何時間も待って受診する意義はぜんぜんないように思いました。
行くたびに数時間待たされるよりも、フロジン液の処方箋だけ手に入れられればいいと思うほどでした。
さらに言えば、フロジン液の処方箋を出してもらうだけならば近くの皮膚科に行けばいいことで、会社を休んでその大学病院に行き、おまけに何時間も待つ必要もまったくないわけです。というわけで、この大学病院はやめ、私は会社の近くのちいさな皮膚科に通い始めたのでした。
この頃、私は漢方、すなわち東洋医学にちょうど興味を持ち始めていました。西洋医学の病院に通うのはフロジン液欲しさゆえだったことは正直言って否めません。


